DはデジタルのD

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秋元康作詞「不協和音」

秋元康作詞「不協和音」

この歌詞は、ボクのイメージではビジネスパーソン秋元とは真逆のように思える。

売れるからってこう書けるのなら、それはそれで天才だとは思うが。

不協和音
歌:欅坂46
作詞:秋元康
作曲:バグベア
僕はYesと言わない
首を縦に振らない
まわりの誰もが頷いたとしても
僕はYesと言わない
絶対 沈黙しない
最後の最後まで抵抗し続ける
叫びを押し殺す (Oh!Oh!Oh!)
見えない壁ができてた (Oh!Oh!)
ここで同調しなきゃ裏切り者か
仲間からも撃たれると思わなかった
Oh!Oh!
僕は嫌だ

http://j-lyric.net/artist/a05b333/l03efb1.html

考えてみれば「当たり前」なんだが(紅白のperfumeその2)

考えてみれば「当たり前」なんだが(紅白のperfumeその2)

自分で前の記事中にすでに書いていながら、きちんと理解してなかった(^_^;)だけれども、今回のPerfumeの演出は、テクノロジーそのものを見せるのではなくではなく、

従来の撮影では不可能だった、3人のダイナミックさ、美しさのというこれまで実現したかった映像

を、
テクノロジーを駆使して
を作った、ということ。

そうした ”表現したい” 映像を作るというのは「当たり前」のことなのだが、「当たり前」のことをやるということは、いろいろな制約があってけっこう難しかったりする。

他のTeam Perfumeの方々もそうなのだが、「当たり前」のことを、「当たり前」にやっている。

そこが凄いところで強みなんだろうな

と思う。と、ともに、本当にうらやましい。。

見事な肩すかしを食わせた、紅白のPerfume

見事な肩すかしを食わせた、紅白のPerfume

非常に遅ればせながら

すでに世の中ではいろいろ書いている人が多くいるのではないかと思うし、種明かしもされているのだろうが、ここに自分なりの感想を書いて後で答え合わせをすることにしよう。

肩すかしがいかに「見事だった」か考えてみた。


ボクもそうなんだが、紅白のPerfumeはいつも通り、最先端技術でアッと言わせる映像を見せるのではないかと思っていた人が多かっただろう。

ところがですね、
『今年の紅白ステージではとくに特殊効果もなく普通にパフォーマンス』
していた。

とはいえ、いつも凄いことを遣っている人たちが、3人を何もなくそのままライブ中継していたとも思えない。

さて、これはどういうことだったのだろうか、と考えてみた。

ハデな特殊効果は彼女たちを見せなくする

今回は、ダンス・パフォーマンスのよさが際立って伝わってきた。画に没入感があった。

ハデな特殊効果を行うと、そちらに目を取られ、肝心の主役である彼女たちを観ることをおざなりにしてしまう。

従来の映像では、そうした反省があったのではないかと思う。

つまり、自然にダンス・パフォーマンスを見せるといことが、今回の第一の目標だったのだろう。実際、これまでのMVやステージの映像より、ずっとダイナミックに美しくパフォーマンスが映されていたと思う。

「本当の魔法は現実と区別が付かない」

とはいっても、特殊効果をまったく使わなかったということではないはず。これだけの強力なチームで何もしない、とは考えられない。

ここで思い出されるのは

「本当の魔法は現実と区別が付かない」

という言葉だ。文言が間違っていとは思うが(^^;)、だいたいの雰囲気は合っているはず(こう言ったのはアラン・ケイか?これも不確か(^^;))

ハデに魔法を見せてあっと言わせるのは魔法(=技術)としては未完成で、だれもが魔法を使っているとは気づかないようにまでなったものが本物の魔法(=技術)なのだ、ということだ。

つまり、普通の人が気づかないほど自然に、観たり、使ったりするのが本当の魔法。逆に言うと、だれも気づかないようにするのは高度な魔法(技術)が必要で実現が難しい。

今回、自然にPerfume3人のダンスを素晴らしく見せることに、全力で魔法を駆使したんじゃないか?

魔法で実現していること

でも、魔法が見えないわけではない。いや、自然でないことが自然に見えるということが魔法だと。

とりあえず、気づいたもの(一部だろうし違っているかもしれない)をあげてみる(順不同)

自然すぎて明らかにわかることしかわからないが・・(笑)

■渋谷の200mビル もちろんのことだが、あの位置にあの形をした、高層ビルは存在しない。映像はSHIBUYA TSUTAYAあたりから井の頭線連絡を映したものだったが、あの先にこんな高層ビルはない。

渋谷のもっとも高いビルはヒカリエだと思うが、形も場所も違う。

上記映像でメンバーが手を振る したから200mのビルを見上げるわけだから、屋上にあるものがみえるはずがない。

■屋上のヘリポートのに、撮影セットや照明を用意する

また、屋上ではダンスすること自体が危険だし、風が強く、モノや人が風に飛ばされかねない。

もっとも、ご丁寧なことに、あ~ちゃんが「ほんと、寒いのよ」と言って、魔法ではないよ、と教えてくれる(笑)。

■3人を映すカメラ

3人の話やダンスをあんな360度、上下左右から、遠近(遠景、クローズアップ)で映すことはで高層ビルのてっぺんでははできないだろう。「野外」でも、スタジオでも。

ドローンを飛ばして、周りから撮影するぐらいことはできるだろう(あの高度までできるのかどうか・・)。が、あんな3人のアップや遠景を映すとすると映像にドローンが入り込んでしまうのでは。

スタジオ内なんらば後ろに映像合成のためのスクリーンを置く必要があるが、スクリーンが映ってしまって、四方、上下から の映像は撮れない。

ちなみに、ご丁寧なことに、トークが終わったあたりで、カメラがリフターに乗って現実に撮影しているが遠景で見える(笑)。

■自撮り棒でビル周辺の様子を撮る

のっちが自撮り棒で、3人とその背後の周辺の夜景を撮る。が、自撮り棒を動かしてぶれずにあんなスムーズには撮れないんじゃないかな。

また、3人が映る角度と背後の夜景が映るの角度の回転のスピードがやや異なって、背後の方が速く動き、広い夜景を見えるようにしている(気のせいか?)

なお、高層なので近辺を上から映すのは、ビルをはみ出し覗き込まないと見えないんじゃないか?(どうしても遠くだけが見える)

■足下の照明が上に向かって光線が伸びている

何もない空気で光線が見えることはない。屋上で均一な霧でも出しているのでないと。(できたとしても手前に霧が映り、3人が見づらくなりそう)

■最後、ビル周辺から光が集まる

これは当然。何らかの合成。

他、よくわからないところ

■あ~ちゃんとかしゆかが東京タワーを指さす。その後、今日は赤色、と言う。

なにかヒントをくれているのではないかと思ったがよくわからない。ちなみに東京タワーの色が違っているのかと調べたのだが、大晦日のあの時間ではランドマーク色冬バージョンで、「赤く」はない。が、映像では「赤色」ではなく「ランドマーク色冬バージョン」だった。

Perfume出演の22時ごろではなく23時以降なら東京タワーは消灯していたはずなのだが・・

参照:
https://www.tokyotower.co.jp/lightup/index.php

なお、NHKニュースで映る東京タワーは、右隣に六本木ヒルズが見える。このニュースの東京タワーはNHKビルの上から撮ったモノだと思う。

だれか欅坂の平手友梨奈を救ってくれ(もちろん他のメンバーもだ)

だれか欅坂の平手友梨奈を救ってくれ(もちろん他のメンバーもだ)

紅白は観ないので、こんな『事件』があったのは知らなかった。

欅坂46メンバー、紅白ステージで倒れる 3人過呼吸か:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASKD07SMHKD0UCVL008.html

少人数のうち3人も倒れて「過呼吸」でした、で済むとは、一体どういうことなのだろうか?
会社で3人同時に倒れたら、過酷な労働とか劣悪な職場環境などがあるとして、その企業に問題があると非難されるのが普通のことだ。

また「激しいダンスを踊った」「皆の思い入れが強い」から、という理由も意味不明だ。
ミュージカルやバレーで激しく踊ったから倒れた、というのは聞いたことがない。もちろん、倒れないのはきちんと体力的にも訓練をしているからだ。

だから、ステージでダンスできるには練習・訓練が不十分(本人が頑張っていないということではない)なのに、ステージに上げたんだろう。そしてメンバーはステージ上がることを拒否できなかっただろう。(10代なのだから当然だ)

平手友梨奈を救ってくれ

アイドルファンではないので、AKBも乃木坂も欅坂も名前しか知らない。が、この平手友梨奈さんは、NHK 「SONGS」の SEKAI NO OWARIの回に出演していたので知っていた。

欅坂46・平手友梨奈、NHK「SONGS」セカオワとの対談で「説教したくないって。すごくそれがうれしかったです」 - T-SITEニュース エンタメ[T-SITE] http://top.tsite.jp/entertainment/j-pop/i/36313677/index

この番組で、彼女は「大人は全部嫌い」「大人は信じられない」と強く語り、セカオワの曲に共感を示すとともに、中でも「Death Disco」(これは、世界への強い否定の曲だ)が最も好きと言っていた。
そして、欅坂の「不協和音」という「拒否の曲」を演っているとの紹介もあった。

真摯に物事を考えるこの年齢で、こうした状況にまでなってしまっている、この人は脆く、危うい、ギリギリのところにいるのだと感じた。悲痛だった。

こうしたとき、その人がステージで倒れてしまった。
加えて、その状況を理解することなく、きちんと対処しないでごまかしてしまう、という「大人の考え」に直面すれば(そして、発表を見るとその可能性は高いように思う)、彼女は全く壊れてしまうだろう。

心配なんだ。若い人が潰されてしまうのが
だれか彼女を救ってくれ。