DはデジタルのD

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『21世紀の資本』訳者解説――ピケティは何を語っているのか

『21世紀の資本』訳者解説――ピケティは何を語っているのか

山形 これまでの経済理論の一部ではr=gを想定していたようです。それをひっくり返したと。私個人としては、と驚いてしまいました。

飯田 それほど確立された経済理論ではないと思っています。1950年代にニコラス・カルドアによる「経済成長の定型化された事実(Stylized Facts)」が大本ではないでしょうか。当時の統計をみてrとgの成長率は同じ(具体的には要素分配率が安定的)になるのが普通だと言った。そして、大御所のカルドアが言っているなら間違いないと、r=gを前提に、モデルを組んでいった。そして、50年もたってしまうと、なぜイコールにしていたのかを皆忘れてしまい、理論的に重要な根拠があるのではと思い込んでいました。そう思うと、経済学史の研究は大事ですね。

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