DはデジタルのD

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不思議な音楽話(1)

世の中には、いろいろ不思議な音楽世界に関する用語や習慣があるものだ。

(1) ヘビーローテーション(略、ヘビロテ)

同じ曲、あるいは同じアルバムを非常に気に入って、何度も繰り返して聴くこと。

・・・なのだが、おそらく、もともとはラジオのDJが今のヒット曲の(アナログ)レコードを何度もかける(回転させる=rotation)ことから来ているものを思われる。
が、現在すでにレコードは無い。たしかにCDを聴くにはCDを回転させるのだが、CDの場合はなんとなくローテーションという気がしない(CDサイズが小さいからかな)

なにより、今ではラジオ局では再生する曲はデジタルデータとしてハードディスクに入れていろんな曲をすぐかけられるようにしていると思う。
個人にしても、ほとんどの人はCDではなくiPodiPhoneなど携帯デジタル音楽プレイヤーで聴いているに違いない。

こんなに状況が変わっているにもかかわらず、いまだに「ヘビーローテーション」と言うのはなかなか興味深いものがある。

(2) MAXIシングル

ジングル盤で標準サイズのCDを使ったものを言う。(のだと思う)

これは、CDシングル盤が発売された当初は、標準サイズよりずっと小さいシングル盤サイズで発売されていたのだが、そのうちシングル盤を標準サイズのCDに納めるものが出てきて、これをこれまでの小さいサイズのシングル盤と区別するため、「MAXIシングル」、と呼ぶようになったのとお思われる。

しかしながら、今や、シングル盤はすべて標準サイズのCDで発売されていて、小さいサイズのシングル盤はすっかり無くなってしまった。

が、ブックオフなどへ行くと、いまだ棚に「MAXIシングル」などと書いてある。
なんなのだろう、これは。。

ところで、自宅になぜか、小さいサイズのシングル盤があるのだが、これはどうやって聴くべきのだろうと思い悩んでいる(笑)。
PCのドライブはCDを吸い込う型で、小さいサイズのものを正しく演奏できないように思う・・

(「MAXIシングル」の意味を取り違えているのかもしれない(^_^; )